残されしもの。

今日は編みのと関係ない話。

興味ない方、苦手な方はスルーしてください。


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昨日は早朝起床して雨の中、長距離ドライブ。
はるばる金沢まで行ってきました。

というのも、相方の従姉のお葬式に参列するためです。

相方の従姉は相方よりも7つ上の42歳。
結婚して14年になり、10歳、7歳、4歳の三人の娘さんがいるのですが
今4歳の末子を妊娠中に癌があることが判明。

医者からは中絶して精密検査と手術を勧められたそうですが、
従姉さんは産みたいと言って中絶を断りました。
しかし、やはり妊娠中の経過もよくなく、
通常の出産では母子ともにリスクが大きすぎるとのことで
妊娠7か月に入ってから、人工的に早産することになりました。

おかげで、4歳の子は少し体が弱いながらも無事成長しています。


下の子を出産後、従姉さんの体の精密な検査が行われたのですが
その結果はよくないもので。

もともとは乳癌だったそうですが、すでに全身に転移し、
手術はできない状態だったそうです。

それでも、子供たちのために、と。


当時、住宅を購入したばかりだったのですが、それも手放し、
旦那さんは単身赴任する形で、従姉さんは子供たちを金沢の実家に連れて帰り、
伯母さんの助けを借りながら、子育てもをし、放射線や、抗がん剤治療など、
あらゆる手は尽くして闘病生活を送っていたのですが、
やはり病気には勝てず。

この秋に再び入院し、それからひと月後の今月16日に亡くなりました。


亡くなる前日にお見舞いに行った親戚に聞いたのですが
起きて出迎えてくれたし、ちゃんと話もでき、しっかりした様子だったそうです。

家も来週にはお見舞いに行く予定をしていたのですが、間に合わず。
残念でした。


伯母さんが、いわゆる癌家系で、伯母さんも乳癌経験者だし、
伯母さんの姉妹も全員癌経験者、伯母さんの母親も癌で亡くしているので
人一倍、健康には気を使っていたはず、なのですが。
それだけに悔やまれることも多く。

特に伯母さんは、人前では気丈にふるまっていたけれど、
まいっている様子でした。



一方の、喪主の従姉旦那さんですが、
哀しいのはもちろんだけれど、
今まで苦しんできた従姉さんの姿も見てきているから、
従姉さんがこれでやっと楽になれてよかったという気持ちもあるし、
何より子供たちのためにも自分がしっかりしなければいけないということで、
悲しみの中にもしっかりと強さを感じました。

相方の話によると、従姉が結婚するときに、
実は伯母さんは、頼りないだとか、結婚して遠くに行くのは許せないだとか
ものすごく反対していたのですが。

以前から読んでいる人は知ってると思うけど、
伯母さん家=義母実家=ガチ家業だから、うるさいのよ


結果として、従姉さんはちゃんと見る目があった、と言えるでしょう。


今は実家で暮らしている従姉さんの子供たちも
今後は旦那さんが暮らしている神奈川の社宅に移り、
新しい生活を始めることだそうです。

旦那さんの会社は一応、上場一部の大手なので、
まぁ、よほどのことがない限りは経済的には大丈夫かと。


一方で、娘を亡くし、孫も遠く離れてしまうことになる
伯母さんのほうが、ちょっと心配でもあります。

伯母さんトコは同居はしてなかったものの、
去年息子(従姉さん兄)夫婦も離婚して嫁が孫連れて出て行ったし

 嫁も嫁孫もお葬式には参列してなかった、お通夜には来てたかもしれないけど不明
 娘の看病と必然的に娘孫の方を可愛がる伯母さんの態度も離婚原因にあったかもという噂だし、
 同居してないとはいえ、従姉さん妹もたびたび顔を見せるので嫁の居場所は皆無だったそう
 なのに、長男の嫁だからと面倒なことは押し付けられるので大変だったらしい


伯母さんと伯父さん(義母兄)と、二人だけになり、
それなりに時間も出来てしまうので、やはりさみしいとは思います。

義母さんもちょっとは心配していましたが、
もともと、伯母さんと義母さんは全く合わないタイプなので仲良くないからなぁ~。

そんなこと言っている場合ではないんですけどね。
これを機に仲良くなれるかも?


今回も義母さんからは

嫁に行って家を出た従姉やし、あんたら遠いから別に参列しなくていいよ、
代わりにお見舞いと香典は立て替えておくから

という、電話があったのですが、これに相方激怒。


もう最後なのになんでそんなこと言うねん、
この機会を逃したらもう二度とないのに、
遠いからとか、家がどうとか関係ないやろ!行くぞ!

ということで、4時起きの日帰りドライブになったのです。





でも。

なんていうか死って、やっぱり他人事ではなく。


何となく普通こうだろう、と思い描く人生ってどこにも保証はなく。
それこそ、自分が勝手に思っていることでしかないのだと改めて思いました。

こうしなければいけないとか、こうあらなければいけないとか、
ましてや、それから外れたら幸せではないとか、

それもみんな自分が、勝手に思っているだけで。


あらゆる意味で、人って本当は自由だし、儚いものだと。


だから、今日一日、大事に生きなければな、と思いました。


相方は、今回のことで家業を継がない!という決意を新たにしたようです。
「人生短いんだからやりたくないことやってる暇はない」そうです。

ま、やりたくないというよりは、
それよりもやりたいことをやらなければ時間が足りない、という意味のようですが。




生きよ、人間。
それしかすることはないのだ。



私にもいづれ来るその時まで、頑張ろうと思います。
欲深なので、まだまだ覚悟はないですけどね。

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プロフィール

喜代

Author:喜代
のんびり手作り。
ぬくもりのある暮らしを。

編み物メインのつもりが、
涙あり笑いあり手芸あり猫ありの
ゴタゴタブログになってます。

たまに休止、たまに暴走。
チビ吉とポン子、猫4人の世話に追われながらも
気の向くまま、思いつくままに
手を動かしています。
さらに待望の柴犬(保護犬出身)が我が家にやってきて、
よりにぎやかになりました。

人見知りですが寂しがりなので
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